どうも見習い魔術師です。
『ストレンジ・アンキティキーズStrange Antiquities』
というゲーム、とりあえず一回クリアした!
今回は
Steamで。
Switchでもできるので迷ったんだけど、体験版がSteamしかなかったので…。
その続きからならSteamしかなく。ゲームジャンルとしては…パズル?
不思議な力を持つ骨董品を扱うお店の見習い魔導士(の自分)が、
主人の留守に店を任され、
訪れる客が望む品物を、自分で探し出す。というのがメイン。
店主が残していった百科事典みたいなもの(未完成)をたよりに
(話が進むにつれて参照する本が増えたり、未完の本の一部が見つかったりする)
自分で調べ、情報を整理して、目的のものにたどり着けばOK。
それが全部で18日。
店で客の相手をし、事典を引き、アーティファクトを調べ、猫をなでる。
その繰り返し……なんですが、
訪れる客の話を聞いていると、どうも町で何かが起こっているようで…??
・・・というかんじで、
うしろに
物語が存在し、
関係する重要そうな人物が数人、くりかえし登場します。
(重要な人物は人物説明が出るのですぐわかる)
主人公である見習い魔術師(ここでは、様々な骨董品、アーティファクトを扱う者、その魔力等を感じ取ることができる者)は、出かけた店主の代わりに店番をしていて、客を相手にし、あんまり外に出ない。(たまに、アーティファクトを探すきっかけになる手紙が届いたりして、お出かけすることも)
そうして日々、ほぼ
カウンターの内側で、怪しい品物を前に、地味に調べ物して過ごしてるだけ、なのに、
店の外側の
見えないところで動いている物語が、客を通して見えてくる。
っていうあたりが、
『オブラディン号の帰港Return of the Obra Dinn』と似た感覚で、
好きに決まってるやろおおお!!!と思いました。
(一点大きな差があって、オブラディンは船の中を自分の足でうろうろして自らの目や耳で情報を収集するけど、このアンティキティーズは景色がずっと骨董屋のカウンターから変化せず、本の中やモノそれ自体の情報を収集する。お出かけしても、窓の一部に説明が出てくるだけ。冒険という感じではないです) 物語は意識するまで見えてこないんですが
いや気になるやろーていうか
だんだんこっち迫ってくる感あってw
しかも、一瞬わけわかんない色々が、ちょっと考えると「もしかして?」で謎が解けるということもあり。いや爽快。
そうこうしているうちに、
メモやら何やらはだいたいもらった時点である程度分かるはず、ということが分かってきて
それか、少なくとも絶対必要なときには
「ヒント」を見れば教えてくれる。という
自分で難易度調整できる感もある、ちょうどいいやつでした。
(ひとつ、全部ヒント出してもらって解いたやつあった……あはは)
しかも、どうやら渡すモノで分岐が生じる場合が何度かあり、
エンディングはマルチエンドと思います。(まだ一回しかクリアしてないけど)
誰の言うことに従うか、この問題にどう対処(どちらのアーティファクトを渡)すべきか、みたいなことが何度かあって、明らかに間違えたな、と思ったけど進む状態だったので…。
私、マルチエンドアンチ勢なはずなんですが
これはもう、それ前提で受け入れられました。
主人公がある意味空気になれる物語でもあるんで
(そうではないエンドを迎えたし、これが
⦅スムーズではないかもだけど⦆トゥルーエンドのひとつかな、と思ってますが)
あの時あの選択したらどうなったか、は、気になりますね!
まだ遊べると思うと嬉しいところです^^
久々にいろいろ考えたし、
何回かヒントに頼ったwし、
紙にけっこうメモもしたし……。
ゲームしたな、謎解きしたな、という気持ちです。
あと、ここにはない、ちょっと不思議な世界に入れたな、という心地よさを持って終わりました。
そういう気持ちになりたい方にお勧めします。
私がたどり着いたエンディング、けっこうスッキリしました^^
アーティファクトの名前をエピローグで全部あてさせてくれるのも嬉しいです。
(ひとつ、メモにチェックがつかないのがあって残念…)
(取りこぼしはもっといっぱいあると思う)
あ、わたしは丸1.5日かけました。ほぼ2日間やってた。
ちなみにきっかけは、
TouTube見あさってたら出てきたから。(別にゲームを探してたわけでもなく)
その
ビジュアルが好みだったから見てみると、もの探しもなかなか難易度がいろいろでおもしろそうかもと思ったから。
あと、はじめのほうの展開から、物語ありそうな感じがしたから。(スルーしかけたけど)
いやービジュアルでピンとくるか、で選びがちだな自分。でもここでピンときたらまず大きくは外さないので…。
しかし、これは
「私の中で」大当たりでした。
コツコツ情報収集するのが好きなのか? うーん。
情報探すのなんか「自力」感あるし。そういうのもオブラディンに似てるかも。
答えはあるんだ、あとはそれに気づくかどうかだ、ていう。
あとやった分が身になってる感あるのがいいんですよね。ノクティックとかドレイディックとか、どこかで聞いたようなよく知らない言葉とかちょっとずつイメージできるようになったり…。(なお実生活には役に立ちません)
無駄に隠してあったりしない。もう全部自分次第。(ていうかヒントを求めたらけっこう出してくれるから、より親切かも)
そして、
ちゃんと「物語」がある。メインではない顔してしっかり存在してくれる。
贅沢な望みをかなえてくれる良ゲーでした。
(私はオススメなんだけど、オブラディンも薦めてやってくれた人いないのでこれもダメかも…残念)
*****
ということで
以下はネタバレの感想です。
エンディングの画像が含まれています。
たぶん普通のいいエンドかな、これでした。
いやーいろいろ失敗してるな。とおもいますねwww
最後、ヴェローナだと分かった瞬間鳥肌立ちましたし、直後転換する状況とか最高に気持ち良かったです。
たぶん、物語の流れだけを説明すると「いうほどでもない」ってなりそうな気がする、けど
このゲームの雰囲気と、淡々と「外側」にいる感じ、から、
急に表に引き出されて主役的な行動を起こす感じ。そのギャップが、気持ちの高揚を生み出したのかなって。
やっぱゲームは、物語だけじゃなくて、
その
物語に、プレイヤーがどうかかわっているか、で
「小説を読む」のとは違う感覚が得られるよなと思います。
主人公は自分じゃないけど半分自分のようなものだから
起こしたことはいいことも悪いことも、ある程度責任を感じる。
それが、称えられることなら誇りに思うし、責められることなら後悔するし。
そういう感情を自分のものとして(半ば)捉えられるのが、ゲームをやる「甲斐がある」ところだなと。
私は基本「どうにか解決したい」と思ってやるので
なぞとかがしっかり解けて、解決すると、気持ち良くて好きです。
そこに自分が介入できるのが、ゲームのいいとこですよねえ^^
また、毎日終わったあと虫眼鏡から線をたどって出すカードあるじゃないですか、
あれの場所を探し当てた時に、カードがバン!て張り付いてじゅわっと燃えてなくなる演出、爽快でした!
オブラディンで死因を3名特定するときの爽快感に近いっていうか
地味な作業の繰り返しだからこそ、こういう、感覚に訴えるような演出が光るなって思います。
こうやってちょくちょく爽快さで物語を引っ張ってくれるのと
あと、触って感じるもの、とかも情報として使っている感じが、生きてる人間の作業感あって好きです。ていうか魔術師の卵っぽくて良き。
もうシリーズ2つ目とのことで、いろいろストレスなくできた感じがします。
こういう、なんでもなさそうなところこそが、ゲームって重要なんだろうなとか思ってしまいます。演出力~~~~!!!むずかしい~~~。
まだ他のエンドもあると思うので、今年はこれをゆっくり触ろうと思います。
ネットとかで情報入れないでやったので、これから入れてきますw
入れないでもできるのがいいよな~~! ヒントはあるけどゲーム内で完結してるのが素晴らしい。頑張ればどうにかできる、ちょうどいいライン!
とはいえたぶん、こうやって情報入れてない状態だと気づけないものも隠してあるんだろうな……。
これから見るよ!!
まだといてない実績あるのでこの辺チェックしたりします。
にゃんこ30回なでるともらえるのあるwwwwww
なんか公式が意味深ににゃんこなでてっていうから…。
愛着は湧きましたww
ジュピターの前脚付近にもの置くと、「にゃ!」て言って叩き落とされるのすごくネコwww
あと、ベル鳴らすとびっくりすることに気づいてからは、びっくりさせないようになでてゴロゴロ言わせてから押すようにしましたwwww この配慮でなんか解除してよwww