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ひとりごと

読んだ読んだ

とりあえずもうひと月前に描いてこれ以上描きそうにない絵の供養―

キレスかこうと思って。
 あー髪長いやつの方が絵にはなるかもなー。
 とりあえず身体描きたかったんですけど、飽きたww
 また気が向いたらなんか描くですよー
***
本題。
ドラゴンフィスト文庫版5-8(後半ぜんぶ)を読みましたよーと!
いやーよかった!
 お話どうなったのかと思って私けっこうレビューチェックするんですけど、
 皆さんネタバレを気にされてあまり何も書いてなかったもので…。
 知りたいことが知れず! 手に入れることに!

 以降完全にネタばれなので!! よろしくです!!

 シールイ様が最後までシールイ様ですげー私は嬉しいです!
 麒麟だったちゃんとw よかった―!高貴な方で!
 でもちょっとよく分からないんですけど今まで何をしててなんで玉を探してたの?
 ていうか途中かなり「シールイ様何してんのーーー」って思ったw ほっとくのこれ!?みたいな。いや傍観って立場も素敵ですけどそれにしちゃあ介入してたような…。
 はじめはもちろん読んでますが途中を抜かしているせいでわからないのかもです。正直うち興味のあるキャラに関係しないサイドストーリーとかあんまりなんていうかゴニョゴニョ…。
 あとシャラくんですね、べつに「シールイ様のもとを離れた」わけじゃないじゃん? 最後まで主に仕えてるじゃんてかこの主ってシールイ様のことなんでしょ?シールイ様も、最後まで気にしてるじゃん。さすがシールイ様だよね。だいすき。
 いや、ほんま、そうでないとさ、外伝「金のアンケス」のあれは何だったのということになるじゃないですか、わざわざ外伝で一冊出してそのタイトルになるような話で二人の馴れ初め(!)描いておいていイヤやっぱ離れましたとかそりゃぜってー許さねーよ。イヤーよかった。ちらっと見た時勘違いでもしたのね私。ごめんなさい。最後まで主従でちゃんと描かれてた。ぐっふ、おいしーー!!!
 そしてシャラくんは死んじゃいますね。まあ彼は死相が出てましたね、小雷もだけどね、あれはまあそうなるでしょう、そういうモノだと思います、私だってそうする。いやしかし彼にはすごい愛が注がれてた感ありますよね。そういうのもあるものだと私は思う。うん
 夜猫はどう見てもシャラくんと同族ですけどなんかとってつけた感な関係でした…でも彼可哀想ですね。何のためにもう一度生きたのか。でも結局生きかえってもそういうもんだろうなーと思いますよね。最後よく頑張りましたね。
 意外にこう、ユエリーがなかなかいいキャラだと思うんですけど、もうちょっとあの歪んだキャラに意味付けがあると嬉しかったなっていうか。なんであんなに美にこだわるんだろう? あー待って、美へのこだわりって私個人にとって難しい(感覚的に理解しづらい)テーマだった…。
 なんとユエリーはシールイのパパだったよね。それっぽい会話を外伝『来麒降麟』でしてましたけど。もっとこう確執的なものはあるんでしょうか(外伝の内容では満足していないらしい)?間に描いてあるかも―><
 あるあると思いますがユエリーははじめ男か女かわかんなかったよね。僕っ娘かもとかおもったわ。でも美しくて、また美を求めるっていうのは一貫してていいですよね。だんだん(というかラストに近くなって急激に?)こう、いろんなことがどうでもよくなってくる彼すごくよかったですよ。どうでもいいよねーほんま。それでも最後はやっぱ頑張ったんだ、だってそのために生きてきたもんね。でもちょっと投げやりでしょ、その投げやり加減いいよね。そうもなるよって。
 老いは誰にでもやってくるし、そうすると、若い頃の感覚もそのままは保てなくなるから、若い頃強い衝動で求めていたものが意味を失うでしょ。だから、ラアは、若いまま、子供のままじゃないとダメだったんだよ。衝動のまま激しく求めないと。そこに理屈なんかあるわけがない、とおもうわけ。
 ハイ自分の創作語り絡めていきますスルーしてね。
 全体を通して「なんのために生きるか」「生きる意味」みたいなのを追求してて大筋は飛龍で描いてますがたぶん作者の言いたいことは小雷の方で言わせたりしてるんじゃないでしょうか。幾人かのキャラを用いてこのテーマについて語らせますが飛龍はそこに触れない、彼は無垢なままなんですね。小雷の影を描くために必要な光だった的な感じします。あー私言いたいこと言ってくれないと作品じゃないと思ってますがこれすげーすっきりしました。
 吟子とかあー冬香?いたなあ。という感じですが女性キャラ真面目に興味ないのでごめんね…。いやむっちゃ重要キャラですけど吟子。何か匂わしてはいましたけどはじめから。えと・・・吟子のファンの方があれで納得ならいいと思います。私は後日談でもシールイ様が出てきてちゃんと麒麟してるのでそれで満足です。
 最後への流れの持ってき方がやっぱ私この時代の作品で生きてるんだよなーって思いました。いやこのシーンかかれたの最近と思いますが・・・2005年に最終巻出てますね。もう13年前だったw 王道と言っていいものなのかも。そうだよねー、と。
 なんてか飛龍のお子ちゃまっぽさ確かにうちのラアっぽい感じあるんですけど(あ、でも初めはもっと少年漫画っぽかったから違ったですし、どっちかってとアリーズのアポロンのほうが影響受けてると思いますw 太陽神だしな!)、決定的に違うのが、飛龍はどこまでも「人を守りたい」。キャラクターたちがかなりみんな、誰かを守るために戦ってますよね。
 うち、誰かを守って強くなる、っていう設定があんま好きでなくて、だからあの話を書いたんですよね。(好きでないのは個人の感覚的な話で、ドラゴンフィストとか作品の中で描かれるのはそれはそれでまあ納得してます、そのせいで作品嫌いとかはない)
 うちスッゴイ強いの好きなんですけど、守るための強さって必ず弱みになる、そういう強さっていうのが感覚的に好きになれなかったんだと思う。あ、めんどくさーw 一番強いのは無関心だと思ってるくらいで、だって誰かのこと思うと弱くなるもん。煩わされるし、思うように何もできなくなる。
 いやそれこそが人間だしそこが素晴らしいんだよ。ってたいていの場合結論付けるのだと思うんですけど、私そういうのよくわからなくて。すみませんちょっとアレでw まあそういうわけです。
 執着しない強さってだから、むっちゃ恐ろしいですね私。絶対勝てないと思ってます。勝てないから惹かれてみたりもするですよ。
 そういう意味でユエリーはかなり玉に執着していて、その執着する様子が人らしかった。愛着も持てるかもという感じですよね、残酷だけども。対してシールイ様けっこう淡白ですよ。でもあの人は命を救うからな。かなり。いいひと。まあ麒麟なので。

 はい。よかったです。もう何回か読みますよ。前の部分も手に入れちゃうかも。

 ひとつしっかり言いたいことを言って終わったお話だったと思います。
 創作ってそうやって、自分の言いたいことを精一杯表現するんだよね。
 だから、そうやって誰かが精一杯表現したものを見ると、自分が書いたものって何だったかなって、考えられるんだけど、
 私は私の言いたいことが、うまくなくても、きちんとかけたよなって、思いますよ。
 私はこう言いたかったし、だから私ならここではこうするし、こうした。ちゃんと、やってきたんだって。はい。まあ私のできる範囲で。
 こうしたいんだよーって、終わるまでは思ってるだけだったけど。やってしまって満足です。
 思ったよりうまくできてないかもだけど、壮大な妄想だけ抱えて形にしないままで終わるのは絶対に嫌だったから。
 言いたいことが言えるってなんてステキだろう。
 なかなかそれが、伝わることがなくってもね。
 たいていのことがまともに伝わらないけれど、自分から少し離して、創作という形にしてしまえば、もしかしたら伝わるかもしんない。だからやるんだろうなあ。みんな。
 笑われても、くだらなくても、なんつか、自分的に勝った感なんじゃないですかね。w
 これを忘れないでいたいです。

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