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ひとりごと

オホーツクに消ゆ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~クリア

でましたねーーーオホーツクのリメイク+α!
 ゆっくりやって、ぜんぶで8時間くらいかけちゃった。
 昔の部分はほとんど覚えてたけど、新しいのは初めてなので(当たり前だあ)

 新しい、「+α」の物語の中に、リメイク部分が入り込んでる(まあ、2/3がリメイクですが)という感じです。
 事前に聞いていた通り、新しい要素を足してはいるが、新作とか続編とかいう規模ではない。ということで、そのつもりでやりました。
 結果、その通りの感覚で、楽しめました。^^

●手触りは全然変わらない
 いわゆるコマンド総当たり式の、昔ながらの…ていうかもうそのまんま、昔のまんまです。
 絵が綺麗になって、曲がファミコン音じゃなくなって、ボイスがついただけ。
 何年かに一度ファミコン版をやってるんですが、ほんと手触りが一緒。基本めんどくさいはそのままある。(ただ、電話番号や炭鉱の地図みたいな、手で書いてたやつは書かないでもできるようにはなってる!助かるー)
 あと、絵が綺麗になったり、音楽が変わるのどうかなあと思っていましたが、すぐに慣れて違和感なくできました。

 で、+αの部分も、これが、一緒なんですよ。
 って、ちょっとやり易くはなってるかもと思いますが。はい。
 なので、コマンド総当たり式、みたいなのが面倒で嫌だという人には向かないと思います。私は今でもそんな面倒と思ってないとこあるので。いや面倒(?)だけどそれがいいんじゃん? あと総当たりって言うけどほんとうに総当たりするときってどうしようもないときだけだからね今回も2回あったけど…!

 (「総当たり式」って言うけど、ちゃんとしたゲームは、理解して進めればサクサク進むんですよ。実際「総当たり=あれこれ試行錯誤」しないと進めない場面ってそれなりなところに限ってることがほとんどで、他の部分で総当たりしてるときはプレイヤーが何か見落としたり気付いてなかったりするときだけじゃないですか。
 つまり、「フラグを立てる=大事な部分をちゃんと飲み込む」必要がある、そういうかたちですよね??
 これがめんどくさい意味がよくわかんないんですよね…。gameは試行錯誤を自分でできるから面白いと思ってるので…逆に私ノベル系があんまり…そもそも小説があんま読めないせいかもですが)

●おまけ要素は少ない
 ・画面からパズルのピースを集めるという小さなおまけ要素があります。まだ集まってない…。
 そして、たぶんこれしかおまけはないです。言ってみれば「+α」のお話し部分がおまけなのかな? でもそう考えると、このおまけはすごい。おまけと考えると大満足いやおまけというにはちょっとすごい!おまけ程度ではないか!
 ・前のテキストを再確認する機能がないです。コマンド選択で得た部分は、もう一度聞けばたいてい聞けますが、そうでない部分もちょこっとあるので、そこは残念。

●ファン向け
 +αの部分など特にですが、昔のファンに向けた作品。まあリメイクだから当然そうでしょうが…足されたお話はファンには嬉しいものではないかと。

 ということで
 私はかなり満足したし、これからファミコンじゃなくてこれでも遊べるなあ^^
 よかったよかった。
 リメイク+新作!!みたいな売り方じゃなかったのですごく納得です。もしそういってたらちょっと残念に思ったかも。
 ちょっとつけたし、て言われたから満足できた。ちょっと、言うてそんなちょっとではない。でも、そんな多くもない。てかんじ!

 あ、これマルチエンディングって言ってるの?そんなたいそうなもんじゃないですよ。
 そこはあまり期待しないほうがいいかと。


では、以降はネタバレで。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


ここからネタバレ。

 いや、可愛いですよね、しゅんすけの娘。
 ちょっと落ち着いた感じはまきこによく似てるし。
 女の子と一緒に捜査もまたイイですね。
 言うてでも、捕まったときに何もできないのはとても悔しかったし申し訳ない気持ちになった…。

 あと、犬飼くんカッコいいじゃん…。ビジュアルも声も良いじゃん。これはそりゃそうなるわ。
 若い女の子名前なんだっけ。あの子も良いし、お土産屋のおばちゃんも…みんないい味出してたね!

 ストーリーは、
 収監されていた浦田のじいさんの事件というか、捕まっていた理由を明かすかんじで。
 そうだなあ…
 お話は、今どきというか、まあ令和だからね、という感じで。面白かったりぐっときたりはしないけど、ちょっと広げるにはちょうど良かったのかな。
 本当のところ、昭和の物語だし、浦田が実際に殺人起こしてて、それが彼らの物語に一切関わりがなくたっていいと思うんですよね。人間いろいろあるよ。という感じで。だから、浦田の収監理由とかべつに謎でもなんでもなかった。
 けど、まあ、関係者はみんないい人。悪いわけがないみたいな発想にしたがるの、最近な感じで。時代に合わせたのかなっていうか。面白くはないけど、おまけならそれも良いかな。なにか捜査したかったし…という感じ。
 期待してなければ楽しめる、という感じです。重くもなんともない、半分焼き増しですからね。でも「おまけ」と思えば、こうして楽しませてくれて本当に感謝! キャラはいいしね!

 この作品、絵がアニメ調だから、こういうのやっても許されるというか、楽しめるなあと感じます。これがシリアス寄りの絵だったら許さないってなってたかもw
 しかも途中でRPG入るし。戦闘シーンはギャグだし(前からですがw)。
(自分はRPGは別にいらんと思ったけど。おもしろくはないよ。堀井さん=DQってこと?まあ戦闘?シーンも元々そういう感じにしてるしね、わざと。)(RPGてこうするとマジつまんねえなとか思ってしまった…w)(まあでも炭鉱のやつみたいなもんだよね…好きな人もいるかもだし、そんな絶対いやだとかほどじゃないから!)
 このテイストだからいいんですよ。エンタメだよ!楽しければいいんだよ!

 エンタメで思い出したけど
 ストーリーはさておき、「ドキドキさせる展開」を、こんなおまけのちょっとしたものにまで入れてくるのは、さすがだなと思った。
 やっぱこういうのがないと楽しめないんだろうな。よく分かってらっしゃる。

 そう、「笑み男」にはこういう展開が全くなかった…。
 ストーリー云々より先に、ゲームとして「ドキドキする展開がない」はマズイんだな…。
 なんか勉強になりました。こういうところが大事なんだなあ…。

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