12/1合わせで書いていたお話を
最終話までUpしました。
カクヨムさん→
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886355890
novelistさん→http://novelist.jp/89716.html
『霊憑き』というタイトルです。
ホラーっぽいタイトルですが、たぶん家族とかの話になってると思う…。
主人公はヤナセの息子、イオクス。17歳になるころの話。
シエンとキレスが出てきますが彼らはえっと…33歳ですね…(笑)。そんなかんじ!
1.5万字ということで…中編?
気が向いたらお付き合いくださいませ~!
***
あとがきみたいななにか。(ネタバレちょっとありそう)
↓
本編で、キレスだけどうも解決してない感じだったので、
何とか落とし込むとこまで持っていきたいなと思って、本編完結時には既にあった構想です。
(キレスの部分は、ですが…。実は元々、キレスと、ケオル(の幻)と、スール。だけで展開しようと、思ってたんですが、何か、弱いなーと思って…。)
本編は主軸がラアだったので、彼の問題が終われば全部終わりという感じでしたが、
キレスはその時間のうちには解決できそうにないなと。もう10年はいるだろうなと思ってました。
まあ、その10年は、彼にとってほとんど何も進まない時間なんですけどw
とはいえ何もしてないわけじゃなくて。
ほっといても問題は積みあがるばっかりで、いよいよ無視できないとこまで行って、外から刺激されないと何も変わりそうにないなと思ったので(笑)。
その刺激になるのが、スールというかんじで。
スールはあれ、ケオルの息子だから、じゃないんですよね。お話に書いた通りです。
ケオルを見出したんじゃなくて自分。っていう。だから刺激が大きいんですよね。
まあ顔は同じだからどっちとも似てるし、シエンはスールを「ケオルに似てる」ってむちゃおもってます。自分の意見を押し通そうとするところとか似てるなーって思ってる(笑)。同じ知属だし、理屈っぽいしっていうw
でもキレスはそっちじゃないんですよ。ていうかそっちでは大した刺激にならないなと思った。のと、やっぱり「大嫌いな自分とそっくり」っていう衝撃の大きさみたいなのがないと、次に進めないだろうなとおもったですよ。
そうそうキレスの問題は、戦争中にはよく見えてこない(敵を倒すならどんなに残忍な方法でも関係ないやつ)けど、平和な時にはかなりの脅威になりそうだなともおもって。
本編でうまく書けなかった、問題の中身じゃなくて影響のほうを、書きたかったんですよね。でもうまくかけてるかわかんない……ぼかしちゃったかも。
あと書いてて意外にこれはと思ったのは、イオクスの妹のこと。
本編読んだ方は気づかれるかな?と思うんですが、4章の途中、キレスが中央でヒスカに「ケオル知らない」って話しかける、あの瞬間、彼女のおなかの中にいたのが妹です。
え、名前…? 決めてたっけ…。
今回は固有名詞を極力減らしたくて、ヒスカの名前も出してないです。母、のほうがわかりやすいかなって思って。
(あと、途中にカムアに相談するシーンがあったんですが、削りました。登場キャラが増えるし、本編読んでない人にとっては何のこっちゃだろうと思ったので。・・・あとで気が向いたらそれだけ単体で出しますね)
あ、それで何が意外って
イオクスの妹はキレスと仲良くなれそうだなっていう感じ。
書いてて何となく、あーこの先キレスを支えるのはこの子なのかなって思った(笑)。書いてないけど。
キレスは多分ひとりじゃ生きていけないんだけど、でも誰かと生きるのも無理なので、
時間を限って外と接触する機会があったほうがいいんじゃないかなーとか。おもい。
(ケオルは慰めにはなるかもだけど、たぶんそれだけじゃ足りないだろうなと思う…次を見る、っていうか少し成長するためにはもう一つ必要かなって、それが彼女かなと)
二人の交流、書ければいいけど、……まだうまく書けそうにないので、考えときますw
…歳の差が20近くあるwww そりゃだってお父さんと近いもんねwww
まああれ、精神年齢的にはそんな離れてないですよw
まあそんなかんじで
うーん書いていくうちになんだかわかんなくなってきて困っちゃうーw
なんか思いはあるけどだからってうまく表現できるかは別ですよね――あるある!
まあとりあえず
五章の最後あたりで、キレスがデヌタに「信じられない」という問題をつかれたそれが、
十五年たったこの時やっと「信じる、信じてもいい」になったんだっていう、そういう感じが伝わるといいなあ!
すごいなんか、あまり理屈で説明できないところですけど
あの瞬間、なんとなく、これでもいいんだって思ったんだろうなあ、と。
ぼんやりでごめんなさいですよ><