なんか思い出して喋ってたから
DQが好きでシリーズほとんどやってるけど
小説も1-6までは読んでて(6はほとんど読んでる感じではなかったかもだけど)
いのまた先生の挿絵のやつね。
あの絵で私いのまた先生にすごくはまり込んだと思うし
(はじめは目がでかくてうわーないわーとか思ってた…)
あの挿絵こそが私の中の「挿絵」だったんだよねー…。
トーンをあまり使わず、白と黒で。
挿絵の構図の作り方とか、勉強したな…ちょっとだけ。好きだったので。
小説どれから見たか忘れたけど
ルビ伝(精霊ルビス伝説)に衝撃を受けて、
こういうのかきたいっ!って思ってなんか書き始めた感じある。
それまでもお話は書いてたんだけど…なんかネタ思いついたから書いただけみたいな、ストーリーも落ちもないやつばっかりw
久美沙織さん
どっかのwikiに耽美って書いてあったのでそういう系統なんだろうか
うちも自分の絵についてたまに言われるけど(いうほどキレイではないと思うけど)
確かにそういう方向のやつは、絵も文も好きかも…
いや文は分かんないや。ほかの読まんし…
でも久美さんの文章は、地の文が長くて圧倒されたっていうか
小説ってこういうものなんだ。みたいに思った 感銘を受けた感じあった。
それで今もできるだけ地の文で説明しなきゃとか思ってるとこある
(昔はほんとセリフばっかりになりがちだった)
でもでも せりふばっかのほうが読みやすくて読んでもらえたのかな…
今となるともうセリフだけの展開は書けないよ…。
ドラクエの小説って
1-3は高屋敷さんが書いてて、4-6が久美さんなんだけど
私、高屋敷さんのがホント好きじゃなかったんだよね。
似たセリフ、あまり意味のなさそうなセリフが多かったり(何かに気づいて「アッ」とか言うのが多すぎるって気になった)
本編に出ないキャラを重要キャラみたいに出すし(なんだこれこんなの知らねえぞ!みたいな、原作改編みたいなのが私は苦手。許せなくてw あたまかたーい)
なんか展開がありがちな感じだし(いやありがちかわかんないけど、入り込めなかった… そういうのは好きくない、と思った様子)
何より一番無理なのが
若い男と若い女がいたらくっつけたがる所。
いやでも・・・・・
それって普通だし、お話って「そういうもの」なんだろうなって
本をよく読むお友達も、旦那も、高屋敷さんのほうが好きだと言ってたので
本を読む人には良さが分かるのかも…。
でもだから
「そういうもの」だから、という空気がものすごく感じられて
そんな空気要らねえし、そんなドラクエは嫌だ。と思った。
恋愛も読めるのと読めないのがあるって言ったけど、
まさに読めないやつだった。
まあでも
実際そういう感じだったのかもしれない
私はそうじゃない受け取り方をしたというだけで…。
なんだろうな
久美さんのやつは、キャラクターを掘り下げてるなって感じして
設定とか、あー前も書いたけど4の勇者の髪は普段は黒いのに灯りに透けて緑に見えて…とか、この場合は「天空人」というゲームにある設定をリアルでどう感じさせるかっていう、説得力?裏付け?みたいなのをすごく感じて、そういうとこにむちゃくちゃ惹かれた。
ゲームでは書かれていないけど、このキャラがこういう性格ならきっとこうなるみたいな……小説を読むことでもっと深く知れる、みたいな、小説だからこそできる、みたいな、文字だからこそ表現できるみたいなのをすごく感じたんだよ。うん。
高屋敷さんのは、DQ123と主人公のキャラの差が分からん。
それからとにかく若くてきれいな女の子がひとりパーティーに居たらくっつくんでしょ。みたいな。あとなんか敵側に元は味方みたいな複雑な過去を持つイケメン(or美女)がいて寝返ったり返らなかったりするんでしょみたいな……。
えっなんだろう……とにかく私が冒険してきたドラクエとはまるで違うお話……。
ていうかまあ合わなかったんだろうと思う……何が合わなかったのか、そもそも私たいてい合わないんだけど。わら。
ドラクエだから読んだのにドラクエじゃなかった。読まんでよかったみたいな。うちの好きなやつじゃない。勝手にやってくださいみたいな。
まあドラクエはゲームで、
自分で動かして、情報を集めて背景を知ったり、問題を解決したりすること自体を楽しむわけで、ストーリーはそのためのものでしかないので、
別に小説にして楽しめるわけではないんだなと、その時は思ったんだよ。今も、そう思ってるとこある。
だけどあの二人の小説の書き方の差を考えると
ゲームが小説になること自体が問題なんじゃなくて
やっぱ書かれ方の合う合わないだったのかな。
ルビ伝、あまり細かく覚えてはいなかったんだけど
ルビスがアレフガルドあたりに影響したがる理由がアレで納得できたりしたわけだし
いろいろ私は好きだったんだよね。本編(ドラクエのゲーム)とはまるで関係ない世界観と設定だったけど、そういうものが創作できるってすごいなと思ったし、精霊の世界なのでそれでいいと思ったし。
ルビスのキャラが我儘お嬢様だったのが私にはいい意味でショックだったよね。
小説って面白いんだって
文字であらわすからこそなんだって
教えてもらった気がする。
まあでもちょっとほんと私には難しいんだけどw
なので高屋敷さんのことああ言いましたが全然なんか自分書けないのにゴメンナサイ的な。できない人には良いものが分からないんですよ……。
それに結局本を読むのが苦手なところは克服できないままで
小説って面白いと思った、とか言ってるけどもう読まないじゃんw
あー
ルビ伝は上中下で、出るたびに本屋に買いに行ってたんだっけ……。
下の表紙のルビス、構図からポーズから(腕や腿と指が美しかった)色合い(大地の茶と髪の赤に濃い藍色の服だったよ)から、何から何までぐっときたよなあ。
挿絵が見たくて、がんばって読んでた。
次の電柱まで頑張って走ろう、みたいなアレw
本をもうちょっと抵抗なく読めたらよかったなあw ま、しょうがないけど。