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ひとりごと

エジ語やらなきゃ

なんだかんだ言いながら暇なので死者の書第一章(フウネフェルの)の解説いただいてるやつやってみました。
 文法勉強…と覚悟してたんだけど、そういうのじゃなかった。
 とはいえ、読み間違えてるもの(ab、wabと同じものだと思ってた…!)もあったので、解答いただいていて本当にありがたかった…。自分でやってたらスルーしてたと思う。ステラの中の文字、ひとつだけどうしてもわからないのがあって(よくある流れだったのかもしれないけど)。もやもやせずに解決できてよかった!感謝です!! (ちなみに、最後のHsy aA n~「~に称賛されたもの」のとこでした…あは)

 でも気になるところもあって…。
 この部分は関係ないから訳さなくていい、というところがあったのだけど、意味が通るような気がして(それかどこかでそれを訳しているのを見てイメージができてるか)…どうしてダメなのか、知りたかったなあ。朗唱神官でセム神官な人がはじめに4度清めることの所。いや実際は、四度言って、二度だけ清めてるっぽいけど。
 文法的に不自然、とかあるのかもしれない。それか、他のやつはどれも書いてないとか(かなりありそう)。うう、知りたい!
 あとは二回目の「sp4 4度する」やつの直後のhAyの訳、下る、よりも落とす(香を)のほうがイメージがしっくりくるなあと思って、そうでないのはなぜか気になる。sp4 hAy…とあるので、「4度hAyする」という意味かなと思ったのだけど…。

 …ていう感じで、いつも、「自分のがなぜ間違いなのかわからない」みたいになるんですよ><
 ここが分かるようになったら成長ですよね。初心者ほど「なぜか」は分かんないです><

 さて弥呂久さんの本も届きまして
 はじめから順に読もうとして、そういえば弥呂久さん(松本さん)の本ってこういうのだった……と思いだしたりしました。語りかけ口調。私読むのがあまり得意でない系統(興味がわかなくて…)。
 とりあえず気になるところをつまんでたんだった!
 とはいえ、背景を丁寧に説明されていて、そこを自分は特にわかってなかったので、読むべき。みたいな感じなんですけど(頭に入ってるかどうか)。
 コフィンテキストの説明を楽しみにしてたんですが、あまりなかったのが残念…。でも、地域差が大きくてまとめにくく、そういう意味であまりわかってない。って説明があって、それで本がなかなか見当たらないのかというのは納得できました。ありがたいなあ。日本語でまとめてくださって…。

 文を抜粋して単語ごとの訳をしてから全体訳を載せてくれるものもあって、やっぱこういうとこだよね。これが好きなんだよなー。これで学んでるんだよ。文法よくわからんけど。
 いま後編をざっと見してる途中ですが、まあこの後編こそ待ち望んでたものですよね。前編に載ってるやつはだいたい知ってるじゃないですか、存在と大まかなこと(もちろんもっと詳しい説明があったですが)。
 でも、後編の『門の書』とかあの辺のやつ、日本語で内容を説明したものってほとんどないんですよ。まあ言ってみればアムドゥアトと似たような内容ではあるのでおおまかには説明されてても、つまり「この蛇さん何?」とかが全然わからん。
 それがこれでちょっと解決しますよねー。
 前編よりもヒエログリフ対訳が多めなのも好きです。英語読んでてもよくわかんなかったことが日本語で丁寧に説明されるのすごいよなあ……。ありがたい。買ってよかった。ときどき開くことになりそう。

 実際にはやっぱ、内容一つ一つについての説明があれば一番うれしかったんですが、さすがにこの値段と厚みで無理がありすぎるし、そもそも一般向けの本なので。概要が分かるだけでも大きいです。そういう基礎すらなかなか素人では理解できないのでw(素人ってか私の力ではw)

 全然関係ないけど
 じぶんはピラミッドテキストの何に注目してるかって言うと
 オシリスの台頭「前後」で何が変わったか。ということなんですよね
 まあ、そんなことわかっちゃったらすごいですけど。
 その視点が、PTに関してはかなり大きくて。「オシリスがそのころちょうど出てきた」ということですね、「じゃあその前はどんな思想だった?」っていう。
(まあ、実際そのころまでオシリスは本当にいなかったのか?っていう…「悪魔の証明」感で、そこも気にはなるんですが。ここからだとしてじゃあいつか、とか⦅だから記された墓の年代特定で論争になるわけですね⦆。どこからか?とかも。まあ皆さん興味あると思いますが)

 コフィンテキストについては最近その地方性がかなり神話的に面白くて深い感じがしてきたので、その辺を具体的に知りたいです。コフィンテキスト謎が多いけど、ものすごく深い思想が描かれてる感。ちょっとつまむだけでもすごい。ただ解説がないと意味が分からんw
 この先チャンスがあればその都度、部分ごとに(全部はきつそう><)、見ていきたいです。
 
 天の牛の書もおもしろそうなんだけど
 たぶんセクメトの人類虐殺は前座で、その後に描きたいことがありそうというか
 セクメトのやつ、そもそもあのアクエンアテンの宗教改革を問題視してできた神話かもしれんやん(しらんけどな)!
 ジェトとネヘフ、ふたつの「永遠」の思想についてですね。たぶん…挿絵にあるから…
 むっちゃ難しいけど、思想を知る上では外せなそうな
 そういうとこを見ていけたらなぁと思います。
 まあ自分で頑張ってみても、結局英訳とかで捕足するし、内容を読めただけでは意味わかんないんですけど。
 でも意味が分かって内容読むと、世界観に圧倒されるのが神話の魅力っすよね。
 だからエジ語を読みたいんだ。まあ完璧は無理だけど。

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