昨日その時になるまで気づかなかったけど
皆既月食でしたね。
帰るとき、すごく大きな満月だった。
デカすぎ――と思って見てた。
それが欠けていくのも途中まで見たよ。
月といえばほら。月の書でしょ!
月はホルスの目だけど、欠けて満ちるのがそうだけども、
月食はこうでしたね。「マアヘジュ(オリックス)」。
ホルスの目、満月を、遮る影。
これが月食です!!!
毎日の欠けには、セトが関係していたり(豚とか)、ホルスの目が傷ついてて、弱くなっちゃう話なんだけど、
月食は、まああまりいい意味ではないんだろうけど、さっと遮る感じなんでしょうかね。
それか、部分月食の話なのかな?
アポピスが遮るのは太陽なので、そっちは日食ですよ!!
**
さて100分名著『古代研究』みました。
「あの世を“理想的な場として”想像する」ということは、
いま完全には満たされていない、ということであり、
何をもって満たされるか、を考えることなので、
幸福とは何かを問うことでもある。
というのはおもろいなあ。
たしかに、来世を考えるというのは、幸福を考えるということに違いないだろうなあ…。
えーと
折口信夫です。
えっのぶおじゃなくってしのぶなの!? から入ってます(笑)
名前見たことあったのは、「死者の書」で検索すると引っかかるからで
あまりいい印象はなかったですが。だって日本のことでしょ…。しかもあんまり学術的な感じがしなくて。
聞いてみて、へー面白い。と思うとこもあったけど
基本、やっぱり主観ですよね…という感じなので
もちろんそれが全くダメとは思わないけども。
小説でやればいいのにとかおもう…っていうのは
私の感覚には全然響かん(笑)というか日本人の過去とか芸事も興味ない…。(ダメすぎ)
たまに共感できることがあるとして、
それが「日本人だから」とはあんまり思わんというか…。
日本人、という前に「人として」みたいのありそう。(そっちのが面白そう)
言霊信仰みたいのは古代エジプトにもあったし
昨日じゃないけど月を眺めて何か神秘的なものを感じるってどの国にもあったと思う
それを「お月見」であらわすのは、つないできた習慣であると思うし
私は、子供が小さいころにしただけです。自分の家ではしなかったし。
「日本人を作るもの」は何だと思う?と、昔言われたことがあります。
その国の人「らしさ」を作るのは、その土地ではないか。と。
たぶん、私に「日本人としての常識」があまり通用しなかったから、
土地を離れていた私を見て、しみじみ「らしさ」が形成されないのはそういうことだと感じたんだろうな、とおもう。
確かにそれもありそうだな、とその時は思ったけど
あれから20年くらいたった今、
土地そのものもあろうけど、その環境、周りの人の言ってる事やってること、そういったものが影響するもんじゃないのかな、みたいに思ってますね。
同じように土地を離れて、いや私より長く海外にいた人でも
むしろ日本人「らしい」人いますよ。
何が違うって、家での習慣、何より本人の意識のしかたとかだと思うんですよね。
「らしさ」って、そう「なろう」としないとならないものじゃないですか?
(そうでない部分こそは、環境で作られてそう。周りの人がみんなそうすれば、まずたいていするかな私でも。それでも、なんか合わんってことは、個人であったりすると思う。)
大人らしさとかもそうですよね昔言われたことあるけど。
逆にいうと、「そうなりたい」と思わなければしない。
なりたいと思うことが何かあったかしら、と思う。なんか怒られる理由でしかなかったなあというか。素敵だな、と思うような何かがなかったし、たぶん私の感覚がそっちに反応しなかったっぽい。狭いからなー。
その辺、個人の感覚の差も出るんじゃないですかと思う。
だから私は日本のあれこれにはあまり興味なくて
それ自体は実際マイナスにしかならないだろうことは分かるけど、もうしょうがないじゃないですか。そこは認めようと思うけど!
エジプトが好きなのもたまたまだし。
とか、いいながら
でも、エジプトやってると、日本に似たやつあるなあと思うことはあって
理解の助けになると思うことはマジであるんですよ
今日は古代エジプトの暦で言うnfrw「善」日らしく。
大安みたいな日っぽいですね。
毎日そういうのあるらしいですよ。仏滅みたいなのもね。
文化のつながりで言ってるのか、農業国の発想が近くなるものなのか、私にはわかりませんが。(他の国にもけっこうあるのかも、それも知らんのよねー)
少なくとも、そういうものを知ってたお蔭で理解しやすいというのはあります。
そういう時、日本人でよかったなあと思う(笑)
まあ…なにしても最低限英語が必要なので、英語圏の生まれだったらなあとか思うことのほうが多いですがwww
それはそれで、しょうがないし、ええかな~
***
すっかり忘れてた
「都市」ができる前に「神殿」があって
その「神殿」に「集まって、大勢で何かする」ようになってから、「都市ができる」という考えがあるらしいメモ。なるほど考えてなかった。