『かまいたちの夜』を苦手だ、って言ってる人みつけられなかった
こどくー(笑)
なんで苦手な人がほとんどいないものを好きになれないんだ
呪ってやる――――
みんなさ
自分が好きなものを悪く言われるの嫌いでしょ
言ってやる
でも嫌だったらみないでね(当たり前だ)
***
まずお断り
私が好きじゃなかったからって
作品がくそだ、ということには全くならないよね。
だってこんなにたくさんの人が好きだって言ってるんだもん
それだけですごい作品なのは間違いないんだよ
だからこれは個人の感想で
私が色々楽しめない何かなんだろうなあとは思ってるから。
*
かまいたち、
SFC版の初代のしかやってないです。
薦められてやったと思う(自分で買ったのではない)
友達だったか、妹だったかな?忘れたけど。
なので、出て少し経ってると思う。いつもそうだけど。
苦手とか言う割に
「鎌井達の夜」とか色々シナリオ見て楽しみはしました。
ネットもなかったし、攻略も見るものなかったと思うけど
もしかしたらヒントとか聞いたかも。
でも、選択肢えらぶやつだから、メモっていけばどうにか別のルートには持っていけるじゃん。
ファミコン時代の人だからそこはね。マップとか紙に書くくらいはしてきたから。
このゲームが自分に合わなかった一番の理由が、
「正解」の選択肢がトリッキー過ぎたからなの。
高校生くらいだった気がするけど
私あんま世の中のことを知らないし、小説も読まないから
あんなトリッキーな選択肢をだされて、選ぶ気になれなかったっていうか。
①「できるわけがない」みたいな選択肢が正解。だって普通できないでしょ?
②「正面から入ったが、誰にも見られることがなかった」が正解。
③そこに居ない人物の名前を、仮定として出すような選択肢
・・・私の頭があまりよろしくないというのが前提にあるとはおもうけど。w
①は何か事件が起こって、そのトリックを正面から推理しないで「消去法」で行くとか、それって「ちゃんとわかってる」人しかできないよね。わたしにはわからなかった。
②の「誰にも見られない」って、透明人間って言いたいのかよって(ゲーム内でそういう茶化す部分がかなりあるし)、思ったので、まさかこれとは思わなかった。そうでなければ、実際ここのトリックを「理解して」いなければ選択しないじゃん。
③は、それが「仮定」だと気づかないといけなかったけど当時の私にはできなかった。気付いたとして何が言いたいか想像できただろうか……。
どれにしても、
それを選択して、先を読むまでは、
その選択しそれぞれが「なにを言いたいか」が、全く想像できないんだよね。
逆転裁判とかでも
自分がそれを選択する時ってそれなりに理由があって。
それをゲームシナリオ自体が分かってくれてる。
だから、そこで何を出すかを分かるように、いろいろそれまでにヒントを見せてくれたりしてる。
そうでなければ、そこを逆手にとって、
主人公に「んなわけないよな」(プレイヤーもそう思ってる)と言わせておいて、「待てよ」と別の視点を与える。→その一見何のつながりなさそうなものを出す意図がプレイヤーにもつかめる
みたいな流れになるもん。
そういうわけで
これらを気にせず楽しめたってのは
きちんと推理ができたから、か(そういう人もいるかもしれないと思うけど)
その時分かってなくても、お話を読むように進めていけば楽しめたか、
どちらかしかないんじゃないかって。
私自身は、小説を読まないせいか、
先が見えない選択はそもそもしない。できない。
それこそ消去法でこれしか、となればするけど、
はっきり言って、かまいたちのこれらの部分の選択は、どれも「できそうにない」感じしかしなかった。はっきり推理できなければ、他のが「ありえない」とも考えられないなと思ったの。
実際のトリックはトリックっていうか裏を読んだようなやり方で、なるほどと思ったんだけど、
それを、ゲームをしながら「気づかせてくれる」流れがなかなか出なくて。
それこそ、こういうちょっとひねた選択肢を選ばないと、そっちに行けない。
(このシナリオライターがそういう傾向があると分かれば違ったのかも…)
私の中ではたぶん
こういう謎解きゲームは、
謎を自分の手で解くという感触が楽しいのであって、
正しい選択肢(ルート)を選べば解決する、そういう流れになる、正解が示される、
みたいな方法では、「自分が解いた」感覚が得られなくて、
ゲームとして楽しめない。と感じたわけなんですよ。
謎の正体が見えてこないというか。
パズルがはまる、みたいな感覚が得られない。
(これが欲しくてやってるんですわー)
それまで
オホーツクからさんまの名探偵、新鬼ヶ島等やってきて
たとえすぐに解法が分からなくても、失敗した結果、具体策が分かるとか
そういうものばかりだったし、そういうものだと感じていたので
自分自身はさっぱりどういうことか分からないまま、「正解のルート」をちゃんと選べば、勝手に(思いもしなかった)トリックが説明される、みたいなの、
そんなの、「謎解き」じゃない>< てかんじちゃって。
じゃあ何か? 「謎解かれ」だよ!!(なんだそれーーーーー)
頭いい人の推理を聞いてるだけみたいな…
自分で解いたり気付いたりしたいよ>< 誘導してほしかった><
実際もしかしたら、推理小説とかそういう感じなのかもしれんけど><
(いやでも私あんまり読みはしないけど、たまに読んだり、まあドラマとかで見るようなやつは、正解を示されたときに、あーそういうコトかってなる、納得できることがほとんどだったんだけど…。
つまりそれまで、少しでも正解に近づく感覚があったかどうか、なのかもしれない)
私、名探偵コナンとかがすごく苦手なんだけど、
それも、「思いつきもしないトリック」を見せられてしまって
すごいのはすごい、作者の想像力がすごい、
でもそれだけで、自分は面白くないんですよ。何も、片鱗もつかめてないので。
賢い人なら想像がついて楽しいのかもしれんけど、うちには面白くない!w
ちょっとでも、もしかしたらとか、あれがそうなのとか、思えたほうが断然楽しいし、
その感覚を得たいがためにやるのであって、
作者の考えたすごいトリックに感嘆したいわけじゃないんですよ…。
(ぜんぶFにやるやつもそうだった…謎が解けないで最後にアッと言わされた。でもあれは分かる人にはわかったかも、ヒントを出してる感じはあったもんな…頭が追い付かなかったという感想だけ得ましたw)
そういう傾向が自分にあるので、
単に合わなかった。ということだと思う。
でもトリックに感嘆したい人がいるとしても全然不思議じゃないし
だから名作になるのかなって納得してる。
合わなかったって人、もうちょっといてもおかしくないと思うんだけどな…。
・・・という私の傾向を鑑みて
『シロナガス島への帰還』が私に合いそうかどうか、誰か教えてください><