えっ・・・
いや待って感情が先走り過ぎてちゃんと最後まで読めてない…×3回
あーーもう 尊・・・
どうしよう出るたびにこの巻が一番好きかもってなってない…?
誰向けでもないただの感想垂れ流しですけど書きます。
7巻、表紙どんなのだろ~て思ってたら
ジャスティスとゾーイの二人なの。ハラペコいないの。
えっっ 主人公はおいといちゃうのかい!と思いつつ
この二人も嫌いじゃないので……と。
でも中読んでおもった「この二人こそが表紙であるべき巻」でしょ―――――!!!!!
待ってほんま尊いんだけど・・・
なんだろうたしかに私、異性でいちゃつかれるより同性で仲いい方が好きだよ
とはいえハラペコとコレットの関係もなんかすごいいいし好きなわけ。
彼の章が始まるまではハラペコいけすかんと思ってたけどwいや全然ただのぶりっ子みたいなあれではないしなんならそれにも意味があったし
そしてそんなハラペコだからこその相手があのコレット(ぜんぜんかわいく描かれない女の子っていうか「かわいくない」ことがすごい大事な感じ)(しかし、言っておくけど、可愛いんですよ。ハラペコが言う通り。顔じゃなくてかわいいの)。
ハラペコが彼女を好きすぎる理由がさーーー いやうまいもの創るからなんだけど
初めて作ってくれたものっていうのがさ―――
何この泣ける演出 うますぎるんですよ岩本さーーーん
ヤバイ納得しかない。コレットみたいな素敵な女の子って世の中に存在する????
私だって惚れるよこんなの―――――!!!!!!!
ていうか演出がうますぎてページめくるたびしびれる。この巻どうなってんの……えっクライマックスなんですか????
(いやでもまだ、後ろで動いてるものの影すら見せてないんよ!?まだまだ続くでしょう!)
見開きでドン!と描いて出してくれてるあのセリフむっちゃしびれた。
あ―――見開きで出すってこういうやつだよね!!!!!!! すげえグッとくる。
お姫様を守るってそういうことなんや――――想像つかんかったけど納得しかない。
なんだろう
伏線をきちんと回収してくれる信頼感と
その伏線があまりに自然に入れられてて伏線とも気付かないせいで驚く。
そういうのうまいうまいみたいな…。
でさ
今回の主人公はジャスティスとゾーイなんだけど(私談)、
「私の王」最高ですよ・・・
なんだろうそのセリフはなったときのゾーイの絵がむっちゃ魅力すぎてときめく
魔法少女の変身シーン?って感じのドキドキ感。あ、でもこの表現もうちょっと言い方ないか私…。
とにかくすごく好きな1枚。
なんか私日本語マジ無理で意味とかとるの苦手なんだけど
絵を見てるとなんかわかるようにされてるっていうか
字とか文で明確にはされてないけどっていうか
ゾーイとジャスティスの関係ヤバすぎん…???
男の子同士でも気にせず描いてくれると信じていましたが
明確に恋とかされてないとこがまた良くて いや恋ではないと思うし?どうなんだろ
ていうかもうちょっと普通に見るとこれは主従なんですが…いや主従より近そうだけど
あーそういう枠!!!!いらん!!!!!!!
ゾーイとジャスティスの関係がいいの!それでいいの!!
私がこの漫画を好きな理由が
「人を思うこと」を、様々な形にして表現されてるからなんですよね。
はじめの眠くないとエリーは、「異性の恋」として結構分かり易い形だった(ちょっと不器用だけども二人とも)、
そしてだからこそ私は初めの彼らだけちょっと苦手感あるんですが
恋、という意識が無さそうな獣使いも、明確に持ってるけど相手がそういう意識ない状態でずっときてるハラペコも、
恋っていうよりもうなんか素敵!っていう感情で性別考えてない寒がりも、一緒に居るとすごく心地いいという理由でこれも性別考えてない(ていうか性別がない)暑がりも、
そしてゾーイもですね
とにかく「自分にとってこの人は大事」って思ってる、
その1点ですごく尊い。
(そして相手がそれに応えたり、はっきり応えなくても受け取ったりする様子が尊いの!)
そういう感情を一番の中心に据えてる感じがむちゃくちゃ心地いい。
それはほら、
『金の国 水の国』でも同じで。
あ、映画はもう1月末には公開ですよ。4月と思ってたので早かった。2月1日に見に行く予定です。
恋とか名前つけたり枠付けたりしなくてよくて
すごくいろんな形のものがあって。
その、いいところをたくさん見せてくれる漫画を描かれる方だなあと思う…。
話戻して
ゾーイの献身的な態度もすごく素敵だけど
今回は、それに頼りっぱなしだったジャスティスが、むちゃくちゃカッコよくなりますね。
それが、彼の「信頼を受け止める」形なんだなあと
むっちゃカッコいいですよ。正直、私は前巻でハラペコを助けてくれた時にもう彼意外にカッコいいなってなってたんで、こんなにもなるのかよ!ってなってましたけど
私にとっては思った以上だったけど、ゾーイにとっては「あるべき」変身というか、やっと「見えていた姿」に届いた、これこそが私がずっと見ていた彼なんだ、という感じがします。勝手にw
あ―そうなんです主従好きなんですよ。こういうのもすごくいいな。
ハラペコがコレットを探すあたりの絵、顔とか、の描き方がすごくてですねー…えっすごいよなあ・・・すごい胸を打たれる。
描き方がすごいなあ…。
で、最後の最後の1枚があれでしょ…
この7巻にはすごいやられましたよww
キャー――キタ―――――――――!!!
えーーーかっこいーーーーーです・・・・・
(両手で口元を覆って…私がハラペコだったら今むっちゃ夏の花咲かせてる感じで)
そういえば
フラワーズの(雑誌の)表紙を飾ってた、ジャスティスの横に立ってたお姉さんは誰なんだろ??
出てくるかと思ったのに出てこんかった…。
この後出るんかなあ…?
あーなんかもうすごい絵も好きですよね
単行本派なので雑誌は見ないんですが
表紙の絵とか担当されると素敵なの多くて
マロニエの画集出るの待ち…。
キャラクターが描かれてるものをまとめてみたいです。
まだ、少なくとも10巻までは当然続くだろうと思うので(少なくとも、っていう話よ。もっと続くはず)
きっとたくさん絵もたまるし、画集できるよね…。
私あれ、フラワーズのおまけについてたメモ帳に書かれてた兄弟がわちゃわちゃしてるイラストではまったので。
漫画の合間に入れられてる兄弟の絵とかもうひとつ一つがすごく好きなんで。
白黒でも欲しいですよ。あーーペン使いとかすごいよなあ…そういえば動物もたくさん描かれてきたんだろうなって思った…すごい素敵。口元とか鼻周りとか毛とか…。
ネタバレは良くないと思うので(気にしてないだろいつも)あまりかけないけど
いろんなことがいちいちツボりました。
先生続きも頑張って……! むっちゃ素敵な作品私これに会えてよかったわー…。完結見てから死にたい。
ねーーもうねーー
主人公になる兄弟7人それぞれも魅力的なのに
彼らと旅を共にする子たちがまたむっちゃ魅力的なの毎度
え、全員じゃん!!!!
推しっていう推しが決められないレベルにみんな好き。
この漫画という箱推し! っていうね…。
絵も漫画の描き方も(特にこれ)好きなんだと思う
テーマが一番グッとくる。岩本ナオさん天狗のやつもテーマがわたし好きそうなので全部読みたいかもとおもってて
作者推し珍しい私。
次も楽しみだな~~
この場所で回収すべき明らかな伏線2つありますどうなるんだろ(しかし読んでいるとその伏線があったことを忘れて、出てきて初めて「あっっそうだった!キター!!」ってなるんだけどそれだけ毎度のめりこんでますね)(回収しないことはない、という信頼感があります。こういうのむちゃ大事なんですよ私…)(そしてまた始めから読むんだ…)
伏線、という大きなわっかで包んで、それが小分けにされて、それぞれをまた包んでいる。
話が進むにつれてまたわっかが出てくる。
でも早い段階ででたわっかはまだ解かれてない。その状態で小さいものが解かれ…
しかも、わっかが見えないものがある。解かれて初めて、張られてた(包まれてた)って気づくの。
ああ、なんていうか
じわじわパズルのピースがはまっていく爽快感。
上質なアドベンチャーやってるみたいな感覚。
描かれていた絵が、順に明らかになり、何なら全体も見えてきた…
と思うけど、併せると想像しない絵も見えたりして。
え、まだあるの!? みたいな。すごい。きちんと構造考えて描かれてる感。それが見えてくる感。
し。か。も。
それらすら「人を大事に思う」という主軸にとっては外側の覆いでしかない感。
そしてその主軸はキャラクターそれぞれに焦点が当たるたびにそれぞれ描かれて、芯が太くなっていく感。
なんか、どんどん面白くなるんだけど……ヤバいよ。
全く想像つかなくて気になってる博愛とか。今回最後のおまけみたいなので動いてたけど。
みんなそれぞれ主人公になると魅力の増し方がすごいから、楽しみにしてるよ―――!!!
しかしこんなにたくさんのキャラを描いて。漫画家さんってすごいなあ…。しみじみ