あったかくなってきたらやっぱり金木犀が香ってきたよ。
エジプト語やってたら
誰かに「聞いて聞いて!」って言いたくなるようなことができて
でも話し相手がいない(涙)><
英語もうまくないし
何語でもきゃっちぼーるは難しいですね・・・。
まあこうやってひとりで盛り上がってる事って
あとで、勘違いだった。みたいになりがちなんですけどね…はは。
しかし
エジプト関連やってると、ニューエイジやスピリチュアルに当たることがありますが
私、実はそういうの好きなほうだよね。って感じ。
神話とか思想とかの何が好きって、そういうとこだよね。
学術的ななんとかよりそういうふわっとしたのが好きだよね…。
だけど
ふわっとしすぎてあっちのほうに行っちゃいたいわけでもないっていう感じ。
古代エジプトってさ
けっこうその、スピリチュアルっぽい感じ、実際醸してると思うんだよね。
見た目や雰囲気の話じゃなくて、
文学とか神話での表現の話なんだけど
言葉遊びとか。ほのめかしとか、けっこう使いますもんね。
でも、
実際の古代エジプトのやつって
ニューエイジとかが好きそうな人にとっても(私自身にとっても)
思ったよりなんていうか…「野暮ったい」感じ、ないですかね…?
あっなんだこれ悪口⁉ いやそんなつもりでは・・・
でもなんか、ちょっとそういう方向でイメージするのとは、似てるけど「違う」し、
何が違うって、「そんなにスマートじゃない」みたいな感じと思うんですよ…。
今ちょうどやってて面白いと思ったやつ、呪文が左右から寄せてきて、真ん中に「セマアウ(統合)」があるようなやつだったんですが(アムドゥアト簡易版の一部です)、
なんていうか、どうしてここから文が始まるのかとか、なんでここにコレだけ飛んでるのかとか、なんか途中までで切れちゃってたりして、
ピシッとした規則感がないし、なんか中途半端な感じがする。
そして、そういうとこに、「エジプト人」を感じたり。
コフィンテキストとかでも、前教えてもらったんですが
ある例で、呪文の途中で切れたと思ったら、全然別の呪文の続きに挿入されてたりして(スペースが空いてたんでしょうね…)
続きはこちら、的な文句が挿入されてたり。
ああ、神聖な文書のはずなのに…雰囲気台無し!!ていうかw いや律儀っていうか…w
なんかいろいろ凝ったことを考えて表現するけど
ちょっぴり中途半端だったりする感じあるなあって…
そこが
ニューエイジやスピリチュアルのように想像されながら、「似てるようで違う」実際のエジプトの姿なんだなあ、みたいな。
ほんと近い感覚で想像膨らましてるところはあると思うんですよね。
人間として、今も昔も持ってる感覚が同じである部分は、なおさら。
でも古代と現代で価値観や常識が変わってしまったところや
やり尽くされてスマートに感じられなかったりするところは
やっぱ野暮ったく感じるような表現だったり…、また「当時の人しか分かんねえだろ」って言いたくなるようなほのめかしだったり…(そういうのすごい多そう…。つまり、なんかすごい想像こねくり回した結果の表現じゃなく、事実に基づいてるだけ。だけど、現代人に情報がなさ過ぎて伝わらない→結果、なんかすごい深い意味のように感じてしまう)。
そういう表現のしかたとか、考え方とかに気づけると
新しくかんじて たのしいです。
あとはまあ、訳とかがはまる爽快感だよな。パズルかーい!