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ひとりごと

世界にゃんこデー&ミンと月の話

世界にゃんこデーだったのでにゃんこ写真を。


例のゴムで遊ばせてるとこ

「えっ今撮った!?」

ジャスミンはもんたの遊び待ちです。一緒に遊んだらごっつんこするからね。
 ときどき両端をゆらゆらさせて一緒に遊ばせようとするんですが、なかなか難しい…。

 にゃんこのふわふわをもふもふしてると
 にゃんこいてうれしいなあとおもう。来てくれてよかったなあと思う
 けど この二匹が来たのは、はるくんがいなくなったからで…
 二回のにゃんこデーまでははるくんがいたのに、三回目はもう違う猫がいて…はるくんはいなくて…って思うと、かなしい。
 にゃんこたちかわいい会えてうれしいって思うたび、どうして今ここにいるのがはるくんじゃないんだろってくりかえし思う。
 でもどっちかしかない。はるくんがいたら二匹はいなかった。でもはるくんはいないから二匹がいる。

 はるくんがいなくなったのが、運命だったみたいにはなかなか思えなくて
 こっちに落ち度があったんじゃッておもってしまう。
 ただいちいち思い出そうとしなければ出てこないので 自分からかなしみに浸ってるとこあるなと思う
 けど それをやめようとは、あんまおもわない。
 かなしいって気持ちが分かることについてしみじみ考える・・・。



 ところでたのんでた本がおもったよりぶあつくておもくてびっくり
 2000円ならいいかって衝動買いしたようなもんだったのであまりちゃんと確認してなくて
 よく見たら定価はその十倍しそうなやつだった・・・
 1/3でもつまみ読めたら十分という感じ…。
 一番の目当てのやつは、web上で無料で見れるやつのほうが細かく書いてて(すでに読んだし)、あららというかんじだった。
 でも他にも面白いのがいっぱいあって
 ミン神と月の関係について書いてるやつとかすごい面白いの。
 でもこれも調べたらweb上で無料で見れたね…他にもいろいろ出されてたし。web上のほうが選択したら訳が出るので読みやすくて(笑)。分からん単語出るたび中断して忘れちゃうやんw
 あとなんか英語じゃないのもあってさすがに無理><ザンネン
 日本の研究者の名前も二つあった。うちこういうのよくわかんないんだけどなんか権威あるやつなのかなあ。
 本当はもっと体系的にやってから開くべきなんだろうけど、頭に入るものが少ないから…>< やりたいものをやりたい順、とかになっちゃう。まあ読んでも理解できてないと思うけど・・・w

 ミンと月のやつ、面白いんだけどピンときにくくて
  アトリビス(ソハグ)のあたりにあるプトレマイオス朝の門に書かれてあるようだけど
 対になってて、ミンとレピト女神(ライオン女神)のものらしくて
 まずレピトってなんだよみたいな…
 ここでは、ミン神の配偶神、ということですが。あんま有名な女神じゃないと思う…。たぶん。
 どうも、rpytで高貴な女性「像」的な意味があるらしい。決定詞は女性が輿に座ってるようなやつ。
 あと遠方の女神と結びついているらしく、まあセクメトの一形態と見ていいのかも。
 何でここでセクメトかって言うと
 ミン神は新王国ではアメン神と近くて(中王国からだったかも…)、なのでまあカムテフとかはミンとアメンが合わさったようなやつじゃないですか。
 で、アメン神の配偶神はまあムトなんだけど、ご存じのとおりカルナクにはセクメトの像も多くて、ムト≒セクメト的なところもあったから……なのかな。

 それで…えっと
 カムテフとしてアメンと近くなるのは、ミン神が生殖力を象徴するためで、
(もちろんこれは、牡牛によって「産む力=創造力の強さ」を表すと同時に、自分の源が自分自身であり、自分より先んじたものはない。はじめの存在だと言いたい)
 生殖力と言えば、古代エジプトでは牡牛なわけで。ミンが牡牛として表現されるのは納得、と。
 で、その牡牛は、月、特に満月とのつながりがあって。
 これは前にコフィンテキスト内の「月の書」をやったときに確かに見た。
 満月は「燃える牛」と呼ばれ、角のある二頭の牡牛の頭が左右についた、「snsn-kA.wyセンセン・カーウィ」としてあらわされること。
(これがCTですでにあり、背合わせの獅子の図は新王国時代18王朝よりさかのぼらないっぽいので、これを参考にされたかも、という話がルウティのに書いてたなあ)(ただし牛のは胴体がくっついてるが、ルウティはそうでもなかったりする…)
 ちなみに欠けていく月は、去勢された牛として表現されます・・・。

 で、ミン=牡牛=満月、という説明もあったけど
 そもそも中王国時代あたりに、ミンはホルスと近い関係にあって、
 その理由がまた、オシリスをミイラにするための香油や軟膏が、プントなどからもたらされ、その交易の要点だったコプトス(東部砂漠へのアクセス路ワディ・ハンママートがある)がミンの聖地のひとつだったから、ホルス――ここでは父親オシリスのミイラづくりを助ける者――とつながったのでは、と。
 で、ホルスがオシリスをミイラにする…つまり再生を助けるのは、彼の左目(ウジャト)によってである…ことはピラミッドテキストから書いてるので、

ミン=東部砂漠からもたらされる貴重な軟膏や香油=オシリスの再生を手伝うもの=ホルスの左目(ウジャト)=月

 ということで ミン=~=月 ってなるんかなあ??
 ってごちゃごちゃした頭を無理やり整理してみました…。
(つづき)
 それでレピト女神のほうはというと
 これは、太陽である。とここには書いてあって(シリウスって説もあるけどね、と註にあったけど)、
 遠くに行ったのが戻ってくる、という形で、太陽の「再生」を描いている
 ことから、
 この地域にある、両神に捧げられた対の門は、それぞれ月と太陽の「再生」を描いているのだ、という話、なんだ、と、思い、ます…。

 ・・・今の説明ほとんど自分がどう飲み込んだかの説明で、書いてあったことと違う気がしますね…><

 とりあえず、これを読んで
 ますます古代エジプトにおける「月」って何かわかんないわ…
 とおもったです。

 前に、CTの「月の書」を読んだ時、たしかに牛のことは書いてあったけど、
 ビジュアルからくるイメージってだけかなと、あまり思想として重視してなかった(オリックスのほうが印象が強くて)。
 でもこうしてみると、月が牡牛であるというイメージは、けっこう根を張っているというか。まあ月神って全部男だしな…。いや女神はいつもサポートしかしてないという感じもあるけど…。
 私なんか月ってもっと女性性に近いイメージありましたが、案の定というか、そういう感覚ってあまり古代エジプトの思想とは相いれない感じかも。
 月のこと、謎過ぎる。
 イアフとコンスとトトの違いもよく分からんし。たぶん月としてはいろいろ共有してたんだろうけど…なにを?とか正直分かってない。
 イメージで考えることはできるけど(例えばトトは、月の観察によって得られる時間の区切を特に象徴しているのではないかとか)、実際はそんなかっちり分かれてなさそうだし、思ってたんと違うとかふつうにありそう。

 そうそう、牡牛と月のつながりは、まずその角の形が三日月とかを連想するからとか言うのがありましたよ。
 へー…でもそれなら他にも言えるじゃん~と、思ってしまう、けど、そういうのはまずそうだと思って実際に広がったものこそが正義なので…こっちの印象では語れんよね。

 おもしろいけど、どんどんわからなくなる・・・w

 とにかく疑問に思ったのは、
・月、特に満ちる月が、牛つまり男神の生殖力と結び付けられるというのは、どれだけ思想として根深いのか。太陽神や創造主としての「強き牡牛」との違いは何か。
・遠方の女神である「ラーの目」の女神は、ラーの「右」目であるのか? そうであればなぜ「右(もしくは西)」か。
(ラーの目の左右についてが結構分からず。ホルスの眼は、左がウジャトになるのは前も調べたんだけど、そしてウジャトは月になるわけだけど(なので右は太陽、となるんだけど))、

 目の左右については本当ややこしいというか…どうもよくわからない。
 左が東になるので、東=再生する場所、なのでホルスの左目、という感じなのか、
 では逆に右はどういうことなのか。
 扇持ちも右のほうが偉いんだっけ…?(正直、「左の扇持ち」って見たことない…)
 日本と逆だったっけ(日本のことも曖昧なのでわからなくなる…調べたら左大臣のほうが偉かった)
 「東西」のニュアンスは、すぐ「再生と死」と結び付けられるんだけど、それ以外があるのかとか…
 うーん、よくわかってない><

 右のほうが偉い、から、
 ホルスの眼、太陽と月で言えば太陽が右で、月は左。
 ラーの目でいうと、・・・・・・ラーの目でいうと、何???
  たいてい、女神のことを指すけど、
 もしラーの目にも左右の言及があるなら、対にあるのはおそらく男神で、
 つまり片方がテフヌトならもう片方はシュー。
 そして男神のほうが偉いので、右。だったら女神は左目になるよなあ…。
 それとも、ラーも左目は月なのか…?
 そして・・・ラーの目とは、月「ではない」のか???

 ラーの目の左右って何!??!??!?!?

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