読んでて全然楽しくない本を読んでしまって苦痛
でもあと数ページだから頑張る…。
他の神話も併せて
比較神話学的な視点で見てるやつをざっと読みたいと思ったんだけど
エジプト神話以外そもそも興味がないし知らないので
ていうか
日本の神話に偏ってるのマジ無理・・・
(どんだけ嫌いなのか)
(いや嫌いっていうか日本ってつくのが苦手になっちゃって…)
いろいろ知らないながらも
実はこういうのってあちこちにあるんだ。って知れるのは、楽しい
エジプトでもそういう話あるわ、って思いながら読めると。
だけど
知ってる話の細部が違ったり
関係なさそうなものと「似てる」とか語られだすので
この著者大丈夫かな……ってなっちゃう
もうちょっとよさそうな
wikiにあるような、いろんな視点を提示してくれる本を探そうと思ったけど
もうこれで疲れた。
他の神話をインプットしたくない。(笑)
興味なくって…。
**
民話みたいな、お話が広がってたり影響受けたりっていう
そういうこともかなりあって
グリムとかで見たことあるやつとか
本当、驚くほど広い範囲に似たのがあるんだなって
そういうの知るのは楽しい
けど
エジプトの神話をより詳しく知るために
そういう視点がどれだけ必要かって言うと
神話という意味では、ほとんど必要ないかなっていうか
民話なら、よく指摘されている通りいろいろあるからいくらでも比較すればいいけど
神話の場合は、そういうところから見えるものが、もしあってもわずかかも。
この本の著者みたいに
他の文化に寄せて、類似点を見ていくようなことをする意味が
あンまないかも。って、思ってきたんだよ
wikiの『エジプト神話』の項目がすごく勉強になって
いろいろ気付かされた。
物語の形を見て、読み解こうとするのは、
エジプト神話の領域では、ちょっと間違ってるよね。
あの本読んでるとそういう見方をするものなのかなって
他の神話のことは知らないから、へえ…そうなのかな。って読めちゃうけど(それはそれであぶない)、
でもエジプトに言及されると、え、なんでそこをそう見ちゃうの…とか、そんなこと書いてたっけ??と、自分の持ってた印象を疑ってぐらぐらしてしまって。
自分の中でもきちんと確立してないからですよね。
wikiのほうで書かれたような芯をもって見るような経験をしたいというか
ちゃんとした本に助けてもらいながら、こう見るものだっていうのを飲み込みたいです。
日本語で書かれた「そういうもの」が本当に少なく(本としてはないといえるかも)
訳された神話そのものを読んだりするだけでは、
神話を読み解く「態度」が身につかないなってしみじみ思う
そういう意味で
あの「神話集成」がどれだけすごいかって言うね。
どう見るべきか、解説することが
ああいうものには特に大事なんだよね
神話集成でさえ
「神話・宗教」としての見方についてそこまで触れてないので
日本のエジプト学はそこがぽっかり空いてる感じですよね…
歴史に偏りすぎてしまっているというか。
宗教とかそういうものへの忌避感かな。
かといって
吉村先生のように
日本神話と近い。と言って類似性から宗教を捉えようとするのも
かなり危ないと思う
近い所もあるかもだけど、かなり遠いので
日本神話と比べて近いとしても、得るものがあまりない感じするし…
(神楽とか神輿とかいう点ではイメージしやすくはあると思うけど)
もう一つは
古代エジプトの歴史の中で
神話というか宗教観みたいなのも変わっているという視点が大事なこと
見た目の獣を現代のイメージで見てはならないこととか
西洋の学者が歩んできた過去の過ちとかから学ばないと
近いから分かると思って見たら時代遅れな失敗をやらかしそうですよね。